愛媛美術館にて開催される
ミラクルエッシャー展
学生の頃、美術の本で見かけたことのあるあの『だまし絵』ですね。
今年で生誕120年を記念して日本全国をまわっています。
もくじ
エッシャー展開催日時と料金
開催日時 |
2019年4月12日(金)~2019年6月16日(日) |
閉館日 | 4月15日(月)、22日(月)、5月7日(火)、13日(月)、20日(月)、27日(月)、6月4日(火)、10日(月) |
料金 | 一般1400円 / 大高生900円 / 中小生600円 |
愛媛県美術館は通常月曜日が休館日となっていますが、祝日中の休館日はありません。
愛媛県美術館アクセス
JR松山駅前から、道後温泉又は市駅前行き市内電車で5分。
「南堀端 愛媛県美術館前」下車、徒歩1分。
愛媛県美術館の駐車場
愛媛県美術館の専用駐車場はありません。
近くに松山市民会館の駐車場がありますが市民会館を利用する人以外は利用できないので注意!
周辺の有料駐車場はこちら。
ほとんどが立体ですが赤で囲んだところは平面駐車場になっています。
エッシャーとは?
みんながよく見たあと「だまし絵」を描いた人です。
正式名はマウリッツ・コルネリス・エッシャーと言い、だまし絵よりも主に版画をたくさん手がけました。
コンピューターのない時代に作ったのだから、ち密で細かーい作業で独特な世界観を作ったのだから驚き。
綿密で独創的な作品で、コンピューターのない時代に『版画』でミラクルな世界を描き出した人です。
世界最大級のエッシャーコレクションを誇る『 イスラエル博物館 』から選りすぐりの作品150点が日本初公開となりました!
エッシャー展の内容と所要時間
【出典:美術手帖より】
会場に入るとバカリズムが担当している「音声ガイド」の受付があります。
あの淡々とした感じで紹介していくんでしょうね。少し気になります。
公式イメージソングはサカナクション。
これね ↓
8つのテーマ
館内は8つのテーマにそって進んでいきます。
①科学 ②聖書 ③風景 ④人物 ⑤広告
⑥技法 ⑦反射 ⑧錯視
最初から最後まで、イスラエル博物館から提供された150点もの作品が
壁一面にどどーんと展示されてあり、ボリューム感がすごいです。
ほとんどの作品が版画ですが、「これが版画?!」と驚くほどの綿密な構成!
どれも見入ってしまう作品ばかりですが、特に私が気に入った作品がこれです。
これはエッシャーと妻のイエッタです。
1本のリボンで結ばれていて【婚姻の絆】という題名の通り、永遠に続くものになっています。
個人的にこういうものを書く人は「ダリ」のような超個性的な感じだろうと想像していましたが、意外に普通っぽい人なんだなと。
もう1つの見どころとしては、やっぱりだまし絵です。
この上の絵ですが、
実は『 ナイトミュージアム 』の場面にも出てきています。
これは会場内で映画が流れているので是非見てみてください!
最後のエリアには幅4mになる超大作、『メタモルフォーゼ』
文字から図形、生き物になりそしてまた図形へ。。。
という風に構図の原点にもなっただまし絵の作品が見られます。
今回の所要時間は2時間前後!
150点の作品を全部見るとなるとこれだけの時間がかかります(;^_^A
撮影禁止と体験映像コンテンツ
会場内は撮影禁止ですが最後の出口付近でエッシャーの代表作の絵の中に自分を映りこませるスタジオがあります。
中央の白い階段のような台に乗ると「相対性」の中に入ったようになります。
撮影された動画は、データを持ち帰ることができます。
ナイトミュージアムの体験ができるようになっていますね!
平日と土日祝の混雑状況
愛媛県美術館の閉館時間は早いのですが、平日だと15時を過ぎたころになるとかなり空いてきます。
チケットも並ばずすんなりと購入できますが土日祝となるとチケット売り場にも行列ができるので前売り券を購入するか覚悟するかです。
平日だと自分のペースで空いているところからゆっくりと作品を鑑賞することができまます。
GWに入ると混雑はピークになるのでGWが終わった後だと少し落ち着くように思います。
エッシャー展グッズ
愛媛美術館内にあるグッズ店では
エッシャー展を利用しなくても自由に出入りすることができます。
ポストカード(160円)
空気の器(540円)このように持ち上げると提灯のような形になっています。
エクササイズブック(650円)書き込んだり色を塗ったりできるワークノート
クリアファイル(400円)
マグネット(550円)タイルのような固いつくりです。←これいいよ!
エッシャー製本(2,700円)180度開く公式製本。
レターカード ちょっと値段忘れました(;^_^A
リフティングイメージ(8,600円)立体オブジェ
エッシャー展関連イベント
愛媛県美術館ではエッシャー展に関連したイベントを2つ開催します。
特にワークショップはファミリー層が多く訪れ大人気になる予想です!
1 記念講演会「奇想版画家エッシャー:その作品評価と受容」
・日時:4月27日(土) 14時~15時30分
・場所:講堂
・講師:熊澤弘(東京藝術大学大学美術館准教授/本展監修者)
・定員:120名(先着順)
※申込不要。本展観覧券が必要
2 ワークショップ
「あなたもエッシャーに挑戦!」
独特の繰り返し模様などを作り、エッシャーの不思議な世界を体験します。
・日時:5月5日(日)
①13時30分~14時30分 ②15時30分~16時30分
・日時:5月6日(月・祝)
①11時~12時 ②13時~14時
・場所:新館エントランスホール
・講師:荒木義明(日本テセレーションデザイン協会代表/数学者
・対象:各回小学生と保護者30組60人
※当日先着順。本展観覧券が必要。
ミラクルエッシャー展の感想
日本人の誰もが一度は目にしたことのあるエッシャー作品
だまし絵ばかり描いている人かと思いきや実は版画の作品がめちゃくちゃ多いんですね。
とにかく、作品の数も多くボリューム感もあり見ごたえ十分!
ほぼすべてモノクロで作られた作品は、
すごく計算されていて「エッシャー天才?!」と思わずにはいられない!
大人のデートでも難しくなりすぎないちょっと面白い内容。
グッズのポストカードが1枚は欲しくなる、欲しくなる!
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